佐藤眞一 著
この本を読もうと思ったきっかけ
・最近義母の様子が変わった、ざっくばらんに言ってしまえばおばあちゃんになったな・老いたなと感じる場面が増えたため
感想
・導入部分が丁寧。いろいろな立場の人が読み進めよう!と思えるトークをしてくれています。
真摯に高齢に差し掛かった~真っ只中の方と向き合う・研究してきた著者のお人柄に触れることができると感じました。
・なぜ高齢者はこのような言動をとるのか…、近年の科学的なデータに基づいて、関連するワードを解説する構成です。読みやすいところもあれば、知識が追い付かず何度か読まないと頭に入ってこない箇所もありました。一度知識として入れておけば、自分と関わりのあるお年を召した方の言動に自分の心を悪い方向へ持って行かれないかなと思いました。ちょいちょいえぐられる場面が親族間でも職場でもありましたのでね。
・年齢を重ねることは悪いことばかりではない。常に成長し続けることのできる力も持っている。自分も死ぬまで成長し続けたいと強く感じました。
まだ深く読み進めていないので、ざっくりとした感想しか書けませんが、義両親(義母・義父)、実母・実父との変化していく関係へのヒントが散りばめられていると思いました。
亡くなった祖母にもっとやさしい言葉をかければよかったな…。
先日夢に祖母が出てきて「頑張んなさいよ」と言われました、時間を作って子どもたちを連れて実家の仏壇とお墓参りへ行きたいと思います。